
自分のパーソナルジムを開業して独立したい!

パーソナルジムを開業したいけど初期費用は何円ぐらい必要?
ストイックなパーソナルトレーナーの方は、1度は自分のパーソナルジムを開業したいと思うことがある筈。
ですが、現実味がなくて思ういが薄れて気がつけば会社員トレーナーとして働き続けている方が多いです。
今回は、パーソナルジム開業に現実味を出してもらう為に【初期費用】という現実味が出るお金の話をしていきます。
✔︎この記事を最後まで読めば
- パーソナルジム開業に必要な初期費用が分かる
- パーソナルジム開業に必要な設備がわかる
- 自信を持ってパーソナルジムを開業できる
◇本記事の信憑性

- パーソナルジム開業経験
- パーソナルジムを自己資金のみで開業
- パーソナルジムのコンサル経験
Twitter:@ayumu_karisuma
結論から言えば、パーソナルジム開業に必要な初期費用は200万円程です。
ですが、初期費用には物件の初期費用が含まれるのでエリアによって変わってきます。初期費用の内訳など詳細をお話しています。
パーソナルジム開業全体にかかる費用

パーソナルジムにかかる初期費用は物件の家賃や揃える設備などで大きく変わるのでピンキリです。
ですが、設備費を節約しすぎるとホームジム感が強くなって見栄えが悪くなったり安全面が不安になるので節約しすぎないことが大切です。
今回は、都内1部屋稼働のパーソナルジムでかかる初期費用をご紹介していきます。
初期費用の使い道
- 物件の初期費用
- パーソナルジムの設備
- 集客費用
大きく分けてこの3つです。
物件の初期費用に一番お金が必要になるので、エリアでパーソナルジム開業の初期費用が変わりますが、平均で200万円ほどあればパーソナルジムが開業出来ます。
ちなみに僕は、2部屋稼働が出来るサイズの都内駅っ近物件でパーソナルジムの設備以外にもリラクゼーションサロンの設備も作ったので総額で360万円程が初期費用でかかりました。
1.物件にかかる初期費用

物件は都内の1部屋稼働(50平米)を例に家賃10万円の物件での初期費用でかかる金額をお話していきます。
物件初期費用の総額は約90万円です。
✔︎物件にかかる初期費用の内訳
- 前家賃
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- その他(鍵交換代・火災保険など)
◇前家賃
前家賃は物件契約時に払う1月目の家賃です。
パーソナルジムの物件契約は、【事務所・店舗】での契約になるので家賃に消費税がつきます。
なので家賃が10万円なら11万円が前家賃になります。
◇敷金
敷金は契約時に預けておくお金です。
店舗を引き払う際にかかるクリーニング代や修繕費、家賃滞納時などに使われるお金です。
敷金は余った分は解約時に返ってきます。
パーソナルジムは、床や壁が凹んでしまうと管理会社やオーナーに思われがちなので家賃の3〜4ヶ月分は必要になります。
敷金に消費税はかからないので敷金は40万円です。
敷金は交渉次第で2ヶ月分になることもありますがなかなか上手くいきません。
◇礼金
礼金はオーナーに部屋を貸してくれてありがとうのお金です。
礼金は払ったら返って来ないお金なので消費税がかかります。
大体家賃の2ヶ月分が礼金になるので22万円が礼金になります。
長い期間空き家状態の物件は交渉次第で礼金を0円もしくは1〜1.5ヶ月分になることがあります。
◇仲介手数料
仲介手数料は、不動産屋に支払うお金です、
相場は家賃1ヶ月分です。
消費税がかかるので11万円が仲介手数料です。
◇その他費用
その他の費用は火災保険(2万円)や鍵の交換代(1万円)がかかります。
物件によってはオプションなどで他にもかかる場合があるので余裕を持っって6万円ぐらいは見ておきましょう。
物件選びに関しての詳細は↓を参考にしてみてください
2.パーソナルジムの設備にかかる費用の詳細

今回は、1部屋稼働の場合にかかる設備費用をお話していきます。
トレーニングツールの小物は省いて、【これは必要】というものを紹介します。
設備費の総額は約90万円です。
設備費用の内訳は
- パワーラック
- ハイロープーリーアタッチメント
- 床材
- バーベルとプレート
- ベンチ代
- 可変式ダンベル
- カウンセリングテーブル
- カウンセリングチェアー
- ウォーターサーバー
- その他
◇パワーラック:20万円
今回は業務用で使えるタフスタッフのパワーラックで計算しています。
ちゃっちくなりますが他の物を選べば新品で5万円でも手に入ります。
ヤフオクでもたまにあります。
◇ハイロープーリーアタッチメント:16万円
ラットプルダウンやシーデッドローをする時に使用します。
◇床材::5〜10万円
床材はピンキリです。
近隣の人(特に下の階)への配慮を考えれば妥協はしない方が良いです。
1階の店舗なら最低限でも大丈夫です。
◇バーベルとプレート:10万円
バーベルはプレートとセットの物を選べばお得に買えます。
プレート置き物準備したほうが良いです。
バーベルプレートセットとプレート置きで約7万円です。
◇ベンチ代:5万円
ベンチ台はピンキリで1万円からでも買えますが安すぎると耐久性が低いです。
長い期間使うことと1日に何回も使うことを考えれば5万円程のベンチ台を選ぶことが無難です。
◇可変式ダンベル:3万円
パーソナルジムなら場所を取らない可変式の物がおすすめです。
トレーニング初心者の方が多いのでブロックダンベルよりもウエイトを刻める可変式ダンベルの方がおすすめです。

◇カウンセリングテーブル:2万円
パーソナルジムで一番重要なカウンセリングをする時に必要な物なので見栄えは気にした方が良いので1万円は予算を見ておいた方が良いです。
◇カウンセリングチェアー:2万円(1万円×2つ)
◇ウォーターサーバー:20万円
ウォーターサーバーは買い切りで約20万円ですが、リースでも十分です。
僕はリースで毎月4,370円ぐらいの物を使っています。

◇その他:10万円
その他はアメニティやカーテン、掃除機などです。
ジムの内装をどのようにするのかで金額が変わってきますが色々揃えるとなると10万円ぐらいは見ておいた方が良いです。
3.集客にかかる初期費用

集客はお金をかけずに出来る事もありますがお金をかけた方が効率的です。
お金をかけて集客に使うものは
- パーソナルジムのホームページ
- WEB広告
◇ホームページ
ホームページはお客さんが安心して申し込みする為にも必要不可欠です。
ページのクォリティにもよりますが20万円程で外注できます。
節約するなら自分で作れば、サーバー代とドメイン代だけなので1万円程度で作れます。
レンタルサーバー↓
ドメイン取得↓

◇WEB広告
効率良く集客するならWEB広告は効果的です。
どの広告にどれぐらい金額をかけるかで変わりますがターゲットを絞れば1万円でも効果が出ます。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- SNS広告
- YouTube広告

【最後に】パーソナルジム開業に必要な初期費用は?
【今回のまとめ】
- 物件の初期費用:90万円
- 設備の初期費用:90万円
- 集客の初期費用:20万円
パーソナルジム開業の初期費用は約200万円です。
物件の家賃が安い場所を選んだり、設備費を節約すれば150万円でも開業できます。
地方でパーソナルジムを開業するなら物件の初期費用がもっと安くなります。
起業する時に融資を受ける方がほとんどですが、パーソナルジムの起業に関しては初期費用が頑張れば貯金出来る金額なので自己資金でも十分開業できます。
パーソナルジムを会社で開業するなら、会社設立資料を簡単に作れるマネーフォワードがおすすめです。

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