クラウドファンディングの成功例と失敗例を比較・解説
おはようございます。
念のためにこんにちは、こんばんは。
あゆです。
キングコングの西野亮廣さんが出ているテレビやYouTubeで一気に知名度が上がったクラウドファンディング。
メディアで取り上げられるのは有名人の成功例が多いので今回は、一般人がやった時の成功例と失敗例を比較と解説をしていきます。
クラウドファンディングの成功例と失敗例の実績

ちなみに僕は、クラウドファンディング経験者で今までに2回クラウドファンディングをしました。
- 1回目:コロナ休業期間中のジムの運転資金の支援
- 2回目:自社オリジナルサプリの作成
✔︎クラウドファンディングした時の背景
- Twitterは当時130人(ほとんどがTwitterで知り合った人)
- インスタは当時240人(中学・高校・大学の知り合い多数)
- フェイスブック180人(知り合いのみ)
- ジムの会員さん当時約20名(卒業された方含む)
✔︎クラウドファンディング結果
- 1回目:【失敗】コロナ休業期間中のジムの運転資金の支援
- 2回目:【成功】自社オリジナルサプリの作成
1回目の運転資金のクラウドファンディングは失敗に終わりました。
- 目標金額:200万円
- 支援金額:26万円
- 支援者数:41人
2回目のサプリのクラウドファンディングは成功しました。
- 目標金額:30万円
- 支援金額:30万円
- 支援者数:57人
このように比べると金額の問題と言われるかもしれませんが、支援者数が成功の時の方が多かったです。
1回目の時は、知り合いの人が多数でしたが2回目は、ほとんどが知り合いではない人が支援者の多数を締めました。
クラウドファンディングの成功例と失敗例の比較

クラウドファンディングで成功と失敗を経験して失敗した原因と成功した要因を見ていきます。
✔︎失敗した原因
- 目標金額の設定が漠然
- 手軽な支援金のリターンの価値が低い
- ファンの少ないSNSの活用
- 身近な人(会員さん)への告知0
- スタートダッシュの出遅れ
1.目標金額の設定が漠然
目標金額の使い道は運転資金でしたが、クラウドファンディングのサイトで提示した使い道が漠然な内容だったので、支援して自分の支援金がどのように使われるのか支援者にイメージが出来ない状態だった。
2.手軽な支援金のリターンの価値が低い
当時は物販などをやっていなくて手軽で選びやすい支援金額(¥3,000程)でのリターンが感謝の手紙という微妙な物。知り合いの人は支援をしてくれましたがそれ以外の人の支援は0人。著名人に許されるリターンでした。
3.ファンの少ないSNSの活用
ファンの少ないSNSは、身内しか見ていないSNSです色々なSNSを見ていても身内しか居ない物だったら、フォロワーも一緒になるので拡散されません。
何より、身内の人で支援してくれる人のほとんどは、仲の良い人になるので支援してくれる人は一部の人になります。
4.身近な人(会員さん)への告知0
自分のお店に関してのクラウドファンディングで身近な人間はお客さんになります。
信頼関係の構築されたお客さんは、支援してくれる方がほとんどです。
ですが、僕は1回目の時は運転資金のクラウドファンディングだったので会員さんに心配はかけたくなかったので身近な人には告知をしませんでした。
5.スタートダッシュの出遅れ
クラウドファンディングは、スタートダッシュが大切です。
プロジェクトが始まって初期の頃は、プロジェクトの盛り上がっていることをアピールすることがクラウドファンディングのサイト内で支援者を集める事に効果的です。
クラウドファンディングで成功した時の解説

2回目のクラウドファンディングは、1回目の反省を活かして成功する事が出来ました。
✔︎1回目の反省点
- 目標金額の設定が漠然
- 手軽な支援金のリターンの価値が低い
- ファンの少ないSNSの活用
- 身近な人(会員さん)への告知0
- スタートダッシュの出遅れ
2回目は、この失敗を改善していきました。
お陰様でオリジナルサプリを作るクラウドファンディングは成功しました。
目標金額の設定が漠然
1.→目標金額の使い道を詳細に記載
手軽な支援金のリターンの価値が低い
2.→お手軽な支援金でのリターンに価値をつける
ファンの少ないSNSの活用
3.→身内のフォロワー数の多いSNSを使用
身近な人(会員さん)への告知0
4.→会員さんにも伝わるように店内での告知
スタートダッシュの出遅れ
5.→プロジェクト開始前から宣伝
1.目標金額の使い道を詳細に記載
支援者の方が自分の支援したお金がどのように使われるのかハッキリ分かるように詳細を記載。
【例】
- サプリ製作費〇〇円
- 包装費用〇〇円
- 送料〇〇円
- 手数料〇〇円
2.お手軽な支援金でのリターンに価値をつける
リターンに価値を付けると言っても難しいことはしません。
この時は、サプリのプレゼントです。
先行予約と言うニュアンスで【支援】ではなく、予約購入と言う形にしました。
こうする事で実際にサプリ(商品)を欲しいと思う人が支援してくれます。
通常販売時よりもお得になる金額設定にしました。
なので、物を作るプロジェクトは、予約販売と言う形にしましょう。
ニーズがあれば支援者が出てきます。
3.身内のフォロワー数の多いSNSを使用
SNSの拡散力は武器です。
フォロワーが1万人いれば、フォロワーの中のアクティブユーザー数千人が認知してくれます。
その中のファンになってくれている人が支援者になってくれます。
2回目の時は、自社のトレーナーのSNS(当時のフォロワー数7000人)でもクラウドファンディングの告知をしました。
4.会員さんにも伝わるように店内での告知
サプリは、会員さんにも喜んでもらえると思い作った物なので会員さんにもクラウドファンディングの事をウザがられない程度でアピールしました。
信頼関係の出来ている会員さんは、支援してくれました。
『キンコンの西野亮廣さん曰くクラウドファンディングは信頼をお金に変える装置』
5.プロジェクト開始前から宣伝
始まって直ぐにプロジェクトが盛り上がるように開始前から告知をしました。
店内での会員さんに向けても、SNSでの告知もプロジェクト開始前から始めました。
お陰様で、開始してから支援者が集まり、盛り上がっているプロジェクトとなってクラウドファンディングのサイト内でも上位に表示されました。
そこから、クラウドファンディングのサイトからの支援者も集まりました。
クラウドファンディングの会社の人もスタートダッシュでの盛り上がりが一番大切と言ってます。
【まとめ】クラウドファンディングの成功例と失敗例
今回は、クラウドファンディングで失敗と成功両方を経験した時のお話でした。
失敗をしたおかげで改善点が見つかり2回目のクラウドファンディングは成功しました。
今後クラウドファンディングをする予定の方は、参考にしてみてください。
大前提として、プロジェクトを達成する為には、そのプロジェクトにニーズがある事が大切です。
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